2025-10

社会とジェンダー

【No.065】内科と婦人科の境界線 —— 「邪魔な障害物」としての乳房と見えないフリの共同幻想

こんにちは、御簾納です。前回まで「上半身の密室(乳房)」に関するノートの切れ端をいくつか引っ張り出してきましたが、このテーマの最後に、私たちが最も日常的に利用する「内科」という空間での暗黙のルールについて書き留めておきます。風邪をひいたりし...
社会とジェンダー

【No.064】粉砕される男の幻想 —— 『搾乳』がもたらす母性への強制変換

こんにちは、御簾納です。上半身の密室に関するノートの切れ端、最後は「産婦人科」におけるおっぱいの扱いについてです。ここは、男たちが抱く「おっぱいへのエロティシズムの幻想」が、最も物理的に、かつ木っ端微塵に粉砕される空間です。世の男性の多くは...
権力と医療倫理

【No.063】「触診」という名の密室 —— 恋人の手と医師の手の絶対的断絶

こんにちは、御簾納です。前回のマンモグラフィー(機械による圧殺)に続き、今日も上半身の医療空間についての話を。今回は、生身の人間が介入する領域——医師の指先による「乳房の触診」です。冷静に考えてみてください。医師が乳房全体をくまなく触り、指...
空間と装置

【No.062】『透明な暴力』としてのマンモグラフィー —— 3Dの女性性を2Dへ圧殺する機械

こんにちは、御簾納です。これまで、ノートの切れ端をめくりながら、下半身(内診台や脱衣所)の空間ばかりを語ってきましたが、ふと視点を上に移してみると、また別の残酷な空間の権力が見えてきます。今回は「上半身の密室」、つまり乳房(おっぱい)が医療...
空間と装置

【No.061】パステルカラーの欺瞞とパウダールームの魔法 —— 密室からの生還

こんにちは、御簾納です。引き続き、待合室の視覚的なデザインについての考察です。「レディースクリニック」と銘打たれた施設のウェブサイトや実際の待合室を見たとき、誰もが感じる強烈な共通点があります。空間全体を支配する、アグレッシブなまでのパステ...
空間と装置

【No.060】癒しのオルゴールと視線を逸らす椅子 —— 待合室に張られた見えない結界

こんにちは、御簾納です。今日は、婦人科の「待合室」にフォーカスしたノートの切れ端から。クリニックの待合室に座っていると、この空間がいかにして「患者同士の気まずさ」をコントロールしようと必死になっているかが、手に取るように分かります。たとえば...
空間と装置

【No.059】スカートかパンツか —— 脱衣カゴと「数歩の距離」のサバイバル

こんにちは、御簾納です。ノートの切れ端をめくっていると、ネット上の女性向けの匿名掲示板やSNSで、定期的に、そして終わりのない熱量で交わされている「ある論争」についてのメモが出てきました。「婦人科には、スカートで行くべきか、それともパンツ(...
社会とジェンダー

【No.058】内診台の死角 —— オナラの喜劇と、置き忘れた「人間らしさ」

こんにちは、御簾納です。お久しぶりです。Sさんという強烈な当事者からの告発を受け、私自身の敗北と男の十字架を宣言して、このブログの定期更新を一旦ストップしてから少し時間が経ちました。重苦しい「本丸」の探求は水面下で続けつつも、最近は少し肩の...