2025-09

空間と装置

【No.057】分厚いカーテンの向こう側 —— 敗北からの反撃と、空間社会学の真の幕開け(最終回)

こんにちは、御簾納です。Sさんが身を呈して突きつけた現実と、妻が語った「チクワの穴とエロティシズム」の残酷な真理。それらを前にして、私は一度完全に筆を折ろうとしていました。「男の暴力的なまなざしが浄化されていない社会において、安易に空間をオ...
社会とジェンダー

【No.056】消えないエロティシズムの呪縛 —— 女は『ちくわ』になれない

こんにちは、御簾納です。男の性器は、機能を失い医療のまなざしに晒された瞬間、かくもあっさりと無表情な「チクワの穴」になってしまいます。では、女性の身体はどうなのでしょうか?TURPの生々しい手術映像を見終わった後、妻がふと「これの女性版の映...
社会とジェンダー

【No.055】チンコの『死に顔』と、ちくわの穴 —— 妻の痛烈な一言

こんにちは、御簾納です。TURP(経尿道的前立腺切除術)の映像を前にして、私は強烈な無力感に苛まれていました。画面の向こう側で、器具を受け入れるために不自然にぽっかりと口を開けさせられた先端の尿道口。そこには、ただ圧倒的な「喪失感」が映し出...
社会とジェンダー

【No.054】男の『失墜』と笑いの防空壕 —— TURP手術映像の絶望

こんにちは、御簾納です。女性の医療空間に潜むまなざしの暴力を語ってきた私ですが、ここでそのメスの矛先を「男自身の医療空間」と、それに付随する男の権力の失墜へと向けなければなりません。世の男たちは、シモの医療をよく「笑い話」にします。大腸内視...