【No.097】内診台とイケメン —— 女性たちが「若い男の先生」を拒絶する切実な理由

社会とジェンダー

【閲覧に関するご案内】
本ブログは、医療空間における権力構造や、そこに生じる心理的な嫌悪感・ざわつき等を分析・考察するものです。特定の医療機関や従事者を非難・攻撃するつもりはありませんが、記事の性質上、医療現場の生々しい実態や直接的な表現が含まれる場合があります。ご自身の心身の状況に合わせて、無理のない範囲で閲覧をご判断ください。詳しくはサイトポリシーをご一読ください。

こんにちは、御簾納です。

最近はネットのおかげで、これまで密室に隠されてきた女性たちの「婦人科にかける本音」が可視化されるようになりました。今回は、そんなネットのリアルな声から面白いテーマを拾ってみましょう。  

特にネット上の掲示板(Yahoo!知恵袋やガールズちゃんねるなど)や口コミサイトで頻繁に語られ、多くの女性から「わかる!!」と強烈な共感を集めている、ある特定のトピックがあります。  

それが、「産婦人科の医者が、若いイケメンだった時の絶望感」です。  

女性医師を希望する声が多いのは当然として、やむを得ず男性医師に診てもらう場合、女性たちの多くはこう口を揃えます。

「男性医師でもいい。でも、『おじいちゃん先生』じゃなきゃ絶対に嫌だ。同年代の若い男やイケメンだけは本当に勘弁してほしい」と。  

ネット上に溢れるリアルな声を拾ってみると、そこには切実な戸惑いと羞恥心が溢れています。  

「問診でドアを開けてイケメンだった瞬間、心の中で『終わった…』と思った。憧れの芸能人に会ったみたいに無駄に緊張して、変な汗をかいた」

「おじいちゃん先生なら『ただの医療行為』として無の境地になれるのに、若い男だと、どうしても『男の人に股を開いている』という現実を突きつけられて泣きそうになる」

「内診が終わったあとの問診が一番キツい。さっきまで私のあそこを至近距離で見ていた同年代のイケメンと、服を着て顔を突き合わせて真面目に話すなんて恥ずかしすぎる」  

こうした声から見えてくるのは、女性たちが内診台という空間を耐え抜くために使っている「ある強力な防衛術」が、イケメンによって破壊されてしまうという事実です。  

このブログでも何度も触れてきたように、女性たちは羞恥心に耐えるため、相手の男性医師を「性別を持たない、ただの医療装置(あるいは神様のような存在)」として脳内で変換することで、自らを守っています。白髪で温和な「おじいちゃん先生」は、この『非・男性化』のフィルターをかけるのに非常に適した存在なのです。  

しかし、そこに「自分と同年代の若い男」や「魅力的なイケメン」が現れるとどうなるか。

その若さや魅力がノイズとなり、「これは医療行為である」という建前(シールド)が一瞬にして吹き飛んでしまうのです。  

「ただの装置」だと思い込もうとしていた相手が、突如として「生々しい一人のオス(男性)」としての輪郭を持って立ち現れてしまう。その結果、女性は「患者」から「一人のメス(女性)」へと強制的に引き戻され、どうしようもない羞恥心の渦に飲み込まれてしまいます。  

この心理、私たち男性陣にも簡単に想像できるはずです。

たとえば、あなたが痔や泌尿器のトラブルで病院に行き、ズボンを下ろして四つん這いにならなければならないとします。その時、担当医が「定年間近のベテランおじさん医師」であるのと、「石原さとみのような、同年代の超絶美人な女医さん」であるのと、どちらが精神的ダメージが大きいでしょうか。

おそらく9割以上の男性が「美人な女医だけは絶対に嫌だ」と答えるはずです(ごく一部の特殊な性癖を持つ方を除いては)。  

恥ずかしい部分を見せる時、相手に「異性としての魅力」があることは、医療現場においては完全なバッド・ステータス(マイナス要素)なんですよね。

世間一般において「若くてイケメンであること」は圧倒的なアドバンテージですが、こと婦人科という特殊な密室においては、女性の防衛本能を脅かす「最大のノイズ」になってしまう。  

婦人科のイケメン医師たちもまた、「ただ真面目に仕事をしているだけなのに、ドアを開けた瞬間に女性患者から『ウワァ…』という絶望の顔をされる」という、誰にも言えない理不尽な悩みを抱えているのかもしれませんね。  

それではまた、次のふとした違和感の前で、お会いしましょう。こんにちは、御簾納です。

最近はネットのおかげで、これまで密室に隠されてきた女性たちの「婦人科にかける本音」が可視化されるようになりました。今回は、そんなネットのリアルな声から面白いテーマを拾ってみましょう。  

特にネット上の掲示板(Yahoo!知恵袋やガールズちゃんねるなど)や口コミサイトで頻繁に語られ、多くの女性から「わかる!!」と強烈な共感を集めている、ある特定のトピックがあります。  

それが、「産婦人科の医者が、若いイケメンだった時の絶望感」です。  

女性医師を希望する声が多いのは当然として、やむを得ず男性医師に診てもらう場合、女性たちの多くはこう口を揃えます。

「男性医師でもいい。でも、『おじいちゃん先生』じゃなきゃ絶対に嫌だ。同年代の若い男やイケメンだけは本当に勘弁してほしい」と。  

ネット上に溢れるリアルな声を拾ってみると、そこには切実な戸惑いと羞恥心が溢れています。  

「問診でドアを開けてイケメンだった瞬間、心の中で『終わった…』と思った。憧れの芸能人に会ったみたいに無駄に緊張して、変な汗をかいた」

「おじいちゃん先生なら『ただの医療行為』として無の境地になれるのに、若い男だと、どうしても『男の人に股を開いている』という現実を突きつけられて泣きそうになる」

「内診が終わったあとの問診が一番キツい。さっきまで私のあそこを至近距離で見ていた同年代のイケメンと、服を着て顔を突き合わせて真面目に話すなんて恥ずかしすぎる」  

こうした声から見えてくるのは、女性たちが内診台という空間を耐え抜くために使っている「ある強力な防衛術」が、イケメンによって破壊されてしまうという事実です。  

このブログでも何度も触れてきたように、女性たちは羞恥心に耐えるため、相手の男性医師を「性別を持たない、ただの医療装置(あるいは神様のような存在)」として脳内で変換することで、自らを守っています。白髪で温和な「おじいちゃん先生」は、この『非・男性化』のフィルターをかけるのに非常に適した存在なのです。  

しかし、そこに「自分と同年代の若い男」や「魅力的なイケメン」が現れるとどうなるか。

その若さや魅力がノイズとなり、「これは医療行為である」という建前(シールド)が一瞬にして吹き飛んでしまうのです。  

「ただの装置」だと思い込もうとしていた相手が、突如として「生々しい一人のオス(男性)」としての輪郭を持って立ち現れてしまう。その結果、女性は「患者」から「一人のメス(女性)」へと強制的に引き戻され、どうしようもない羞恥心の渦に飲み込まれてしまいます。  

この心理、私たち男性陣にも簡単に想像できるはずです。

たとえば、あなたが痔や泌尿器のトラブルで病院に行き、ズボンを下ろして四つん這いにならなければならないとします。その時、担当医が「定年間近のベテランおじさん医師」であるのと、「石原さとみのような、同年代の超絶美人な女医さん」であるのと、どちらが精神的ダメージが大きいでしょうか。

おそらく9割以上の男性が「美人な女医だけは絶対に嫌だ」と答えるはずです(ごく一部の特殊な性癖を持つ方を除いては)。  

恥ずかしい部分を見せる時、相手に「異性としての魅力」があることは、医療現場においては完全なバッド・ステータス(マイナス要素)なんですよね。

世間一般において「若くてイケメンであること」は圧倒的なアドバンテージですが、こと婦人科という特殊な密室においては、女性の防衛本能を脅かす「最大のノイズ」になってしまう。  

婦人科のイケメン医師たちもまた、「ただ真面目に仕事をしているだけなのに、ドアを開けた瞬間に女性患者から『ウワァ…』という絶望の顔をされる」という、誰にも言えない理不尽な悩みを抱えているのかもしれませんね。  

それではまた、次のふとした違和感の前で、お会いしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました