男性の視点

メディアと表象

【No.106】日本のドラマが描いた内診台 —— 伝説のドラマ『しゃぼん玉』の破壊力

こんにちは、御簾納です。これまで当ブログでは、産婦人科を題材とした映画やドラマを何度も紹介してきましたが、今回は「日本の一般ドラマの中で、婦人科診察がどう見せられてきたのか」というテーマに焦点を当ててみたいと思います。最近の医療ドラマを観て...
社会とジェンダー

【No.103】デリケートゾーン超深掘り④(最終回)—— 迷走する最新ワードと、取り残された「男の股間」

こんにちは、御簾納です。デリケートゾーン超深掘り連載、今回で本当に、本当に最終回です。前回は「欧米のIntimate」や「韓国のYゾーン」など、海外の涙ぐましいネーミング文化をご紹介しました。日本が誇る最強の魔法の言葉、「デリケートゾーン」...
社会とジェンダー

【No.097】内診台とイケメン —— 女性たちが「若い男の先生」を拒絶する切実な理由

こんにちは、御簾納です。最近はネットのおかげで、これまで密室に隠されてきた女性たちの「婦人科にかける本音」が可視化されるようになりました。今回は、そんなネットのリアルな声から面白いテーマを拾ってみましょう。特にネット上の掲示板(Yahoo!...
社会とジェンダー

【No.095】男の「見栄」と包茎手術 —— 湯船に舞った白銀の雪と、まなざしの非対称性

こんにちは、御簾納です。最近、婦人科や女性のデリケートゾーンに関する空間考察ばかりが続いていました。しかし、女性のハナシばかり取り上げて、男の股間から目を逸らすのはフェアではありませんよね。というわけで今回は、男性器の整形、とりわけ「包茎手...
社会とジェンダー

【No.091】採精室の死亡診断書 —— テクノブレイクという、妙に格好いい都市伝説

こんにちは、御簾納です。先日、駅前の雑居ビルの前を通りかかったら、上の方の階の窓に、不妊治療のクリニックの看板が新しく出ていました。(前はたしか英会話教室だったような気がするのですが、よく通る道なのに、そのあたりの記憶はまったく当てになりま...
社会とジェンダー

【No.085】産婦人科医の息子の憂鬱 —— 下世話な論争と「ご近所さん」の壁

こんにちは、御簾納です。今回は、密室の中の話から少し視点を広げて、その密室の主(あるじ)となる男たち——すなわち「男性の産婦人科医」たちのキャリアにまつわる、ちょっとした悲哀について書いてみようと思います。医学部に入学した学生たちは、やがて...
メディアと表象

【No.075】男の理想郷の崩壊 —— 映画『Dr. Tと女たち』とベビーフェイスの引力

こんにちは、御簾納です。重苦しい空間論のメモが続いたので、今回は少し気分を変えて、私の趣味である映画の話でもしましょうか。ロバート・アルトマン監督の映画『Dr. Tと女たち』(2000年)です。先に断っておくと、これは傑作とまでは言えません...
空間と装置

【No.072】沈黙のシェルター —— 採精室という孤独な戦場

こんにちは、御簾納です。少し前に、婦人科の待合室にいる「付き添いの彼氏や夫」の話を書きましたが、今回はさらに踏み込んで、不妊治療クリニックにおいて最も「語りづらく」、かつ「デザインの意図が迷走しがち」な空間についてのメモです。採精室、いわゆ...
空間と装置

【No.071】3歳の侵入者と滑稽な疎外感 —— 結界を越える子どもたち

こんにちは、御簾納です。前回、婦人科の待合室で息を潜める「付き添いの彼氏や夫」の話を書きましたが、今回はそれに少し関連した、私の個人的な笑い話をノートから引っ張り出してみます。私の妻は、比較的あっけらかんとした性格で、自分の身体の不調やクリ...
空間と装置

【No.070】異物としての男 —— 待合室の「付き添い彼氏」が試みる無害化の擬態

こんにちは、御簾納です。少し重たいテーマが続いたので、今日はぐっと敷居を下げて、待合室で見かける極めて日常的かつコミカルな光景について語ってみましょう。以前、レディースクリニックの待合室が「アグレッシブなまでのパステルカラー」で埋め尽くされ...