羞恥心

社会とジェンダー

【No.050】無菌の呪いと、「頭では分かってるんだけどね」 —— 検体になりきれない女たちの自己検閲

こんにちは、御簾納です。Sさんとの対話が続いています。ここまでで彼女が繰り返し使った言葉が、一つあります。「検体」です。あの台の上で、自分はモノとして扱われている。開かれるのも、覗かれるのも、触られるのも、人間に対してではなく、処理すべき対...
権力と医療倫理

【No.049】概念の分断と視覚の漂白 —— Sさんとの対話(4)

こんにちは、御簾納です。前回は、0.1ミリにも満たない膜の話でした。責める相手のいない加害、というところに行き着いて終わっています。対話は、そこからもう一段進みました。今度は物ではありません。医療が使う「言い方」の話です。女性が婦人科で抱く...
海外・比較文化論

【No.020】海を越えた内診室(後編)――「羞恥心」を隠す日本、「尊厳」を守る欧米

こんにちは、御簾納です。前回の続きとして、日本と欧米の婦人科における「思想の違い」について考察します。カーテンがなく、目線を合わせながら対話ベースで診察が進む欧米のスタイル。これを聞いて、多くの日本の女性は「顔を見られながら診察されるなんて...