海外比較

社会とジェンダー

【No.102】デリケートゾーン超深掘り③ —— 海を渡れば通じない? 欧米の「親密」とアジアの「Y」

こんにちは、御簾納です。デリケートゾーン超深掘り連載の第3回目として進めさせていただきます。さて、今回のテーマは「海外ではどう呼んでいるの?」です。そもそも「デリケートゾーン」は完全な和製英語です。もし海外のドラッグストアやクリニックで、外...
海外・比較文化論

【No.073】ロシアの無防備な大部屋 —— 昔テレビで見た映像のこと

こんにちは、御簾納です。今回は、ずいぶん古い記憶の話です。二十年ほど前でしょうか。テレビのニュース特集で、ロシアの産婦人科の取材映像を見ました。一人の女性が内診台で中絶処置を受けているシーンが、顔も含めて生々しく映し出されていました。今の日...
空間と装置

【No.057】見えないカーテンの向こう側 —— 敗北からの反撃と、空間社会学の真の幕開け(最終回)

こんにちは、御簾納です。Sさんが身を呈して突きつけた現実と、妻が語った「チクワの穴とエロティシズム」の残酷な真理。それらを前にして、私は一度完全に筆を折ろうとしていました。「男の暴力的なまなざしが浄化されていない社会において、安易に空間をオ...
空間と装置

【No.039】ガラパゴス化する密室――世界基準から逸脱した日本の「過剰な装置」

こんにちは、御簾納です。このブログではこれまで、婦人科という空間の異常性について様々な角度から考察してきましたが、ここへ来て、あえて「空間の前提」そのものを疑ってみたいと思います。日本の婦人科に必ず存在し、私たちが「あって当然のもの」と思い...
メディアと表象

【No.021】メディアにおける身体の境界線(前編)――ドイツのお茶の間に流れた「無修正の日常」

こんにちは、御簾納です。前回は日本と欧米の実際の「診察室の設備」について比較しましたが、今回は視点をメディアに戻し、「欧米の映像作品において、人間の身体の生々しい現実がどう扱われているか」について考えてみたいと思います。少し個人的な思い出に...
海外・比較文化論

【No.020】海を越えた内診室(後編)――「羞恥心」を隠す日本、「尊厳」を守る欧米

こんにちは、御簾納です。前回の続きとして、日本と欧米の婦人科における「思想の違い」について考察します。カーテンがなく、目線を合わせながら対話ベースで診察が進む欧米のスタイル。これを聞いて、多くの日本の女性は「顔を見られながら診察されるなんて...
海外・比較文化論

【No.019】海を越えた内診室(前編)――欧米に「パステルカラーの椅子」と「カーテン」がない理由

こんにちは、御簾納です。このブログではこれまで、日本の婦人科における「電動内診台」や「カーテン」がもたらす権力構造について考察してきました。しかし、そもそもこれらの設備は、世界共通の「医療のスタンダード」なのでしょうか。今回は少し視点を広げ...