ジェンダーバイアス

社会とジェンダー

【No.095】男の「見栄」と包茎手術 —— 湯船に舞った白銀の雪と、まなざしの非対称性

こんにちは、御簾納です。最近、婦人科や女性のデリケートゾーンに関する空間考察ばかりが続いていました。しかし、女性のハナシばかり取り上げて、男の股間から目を逸らすのはフェアではありませんよね。というわけで今回は、男性器の整形、とりわけ「包茎手...
社会とジェンダー

【No.077】耳掃除との決定的な断絶 —— 大人の女性が「拭き方」を教わる理由

こんにちは、御簾納です。ネットの医療コラムを読んでいると、「おしっこをした後の拭き方」や「お風呂での正しい洗い方」が、大人の女性に向けて極めて真面目に指導されているのをよく見かけます。前から後ろへ拭きましょう。石鹸でごしごし洗ってはいけませ...
空間と装置

【No.070】異物としての男 —— 待合室の「付き添い彼氏」が試みる無害化の擬態

こんにちは、御簾納です。少し重たいテーマが続いたので、今日はぐっと敷居を下げて、待合室で見かける極めて日常的かつコミカルな光景について語ってみましょう。以前、レディースクリニックの待合室が「アグレッシブなまでのパステルカラー」で埋め尽くされ...
社会とジェンダー

【No.068】視覚から「快楽」へ —— 性器整形が踏み込む絶対領域と苦しい言い訳

こんにちは、御簾納です。美容外科に関するノートがもう少しだけ続きます。これまで、女性器の整形(小陰唇縮小など)が「清潔」という言い訳でコーティングされていることについて書きました。しかし、婦人科領域の美容整形は、単なる「見た目の美しさ」や「...
社会とジェンダー

【No.065】内科と婦人科の境界線 —— 「邪魔な障害物」としての乳房と見えないフリの共同幻想

こんにちは、御簾納です。前回まで「上半身の密室(乳房)」に関するノートの切れ端をいくつか引っ張り出してきましたが、このテーマの最後に、私たちが最も日常的に利用する「内科」という空間での暗黙のルールについて書き留めておきます。先日、風邪をひい...
社会とジェンダー

【No.064】粉砕される男の幻想 —— 『搾乳』がもたらす母性への強制変換

こんにちは、御簾納です。上半身の密室に関するノートの切れ端、最後は「産婦人科」におけるおっぱいの扱いについてです。ここは、男たちが抱く「おっぱいへのエロティシズムの幻想」が、最も物理的に、かつ木っ端微塵に粉砕される空間です。先に白状しておく...
社会とジェンダー

【No.056】消えないエロティシズムの呪縛 —— 女は『ちくわ』になれない

こんにちは、御簾納です。前回、私は宿題を残しました。TURPの映像は笑えて、内診の映像は笑えない。その差が何なのかを、次回考えてみます、と。考える必要はありませんでした。答えは、向こうからやってきたからです。TURPの映像を見終わった後、妻...
社会とジェンダー

【No.055】チンコの『死に顔』と、ちくわの穴 —— 妻の痛烈な一言

こんにちは、御簾納です。自分たちが同じ台に乗せられていると気づいた直後に、私はもう一つ、聞かされることになりました。前回の続きです。TURPの映像を見せられた妻が「昼間からこんなもん見せるな」と吐き捨てた、その後の話をします。彼女は画面から...
空間と装置

【No.034】もう一つの「開かされる」椅子――歯科診療台と内診台の奇妙な符合

こんにちは、御簾納です。過去数回にわたり、内診の見学という非常に重く、息苦しいテーマを扱ってきました。今回は少しだけ視点を日常に引き戻し、空間社会学の観点から「ある別の身近な医療空間」との比較という、少しライトな思考実験(箸休め)をしてみた...
社会とジェンダー

【No.028】笑える密室と笑えない密室――真矢みき氏の「直腸診」と婦人科の特異性

こんにちは、御簾納です。私たちがこれまで考察してきた婦人科の内診室は、メディアにおいて常に「隠蔽されるタブー」か「搾取されるエロティシズム」のどちらかであり、決して「笑い」に変換されることはありませんでした。今回は、この「婦人科の特異性(な...