ジェンダーバイアス

空間と装置

【No.034】もう一つの「開かされる」椅子――歯科診療台と内診台の奇妙な符合

こんにちは、御簾納です。過去数回にわたり、内診の見学という非常に重く、息苦しいテーマを扱ってきました。今回は少しだけ視点を日常に引き戻し、空間社会学の観点から「ある別の身近な医療空間」との比較という、少しライトな思考実験(箸休め)をしてみた...
社会とジェンダー

【No.028】笑える密室と笑えない密室――真矢みき氏の「直腸診」と婦人科の特異性

こんにちは、御簾納です。私たちがこれまで考察してきた婦人科の内診室は、メディアにおいて常に「隠蔽されるタブー」か「搾取されるエロティシズム」のどちらかであり、決して「笑い」に変換されることはありませんでした。今回は、この「婦人科の特異性(な...
権力と医療倫理

【No.009】産婆のコミュニティから近代医学へ――「まなざし」が男性化された歴史

こんにちは、御簾納です。日本の内診室にはなぜ「カーテン」が必要だったのか。その根本的な理由を探るためには、空間の構造だけでなく、日本の近代医療史を少し遡る必要があります。江戸時代から明治の初期にかけて、日本における女性の出産や特有の病のケア...
メディアと表象

【No.003】メディアが描く男女の身体――CMに見る「隠す圧力」の違い

こんにちは、御簾納です。前回は「デリケートゾーン」という言葉が持つ隠蔽の構造について触れました。今回は、その延長線として、メディアが男女の身体のトラブルをどのように描き分けているか、ある対照的なテレビCMを例に考察してみたいと思います。**...