カーテン

空間と装置

【No.043】カーテンが引かれる日――私たちが本当に直視すべきもの(最終回)

こんにちは、御簾納です。これまで、婦人科という「隠された空間」における権力構造や、メディアの欺瞞、そしてパステルカラーの内診台がもたらす無力化について、私なりの空間社会学の視点から考察を重ねてきました。一つのテーマについて語るべきことは、お...
空間と装置

【No.040】カーテンという名の欺瞞――それは一体「誰のため」の目隠しなのか

こんにちは、御簾納です。日本の内診室を象徴する、下半身と上半身を分断する分厚いカーテン。これまで女性たちは、少しでも羞恥心を和らげるため、あるいは現実逃避をするため、この布切れの存在に深く依存してきました。「顔が見えないから安心できる」。そ...
空間と装置

【No.039】ガラパゴス化する密室――世界基準から逸脱した日本の「過剰な装置」

こんにちは、御簾納です。このブログではこれまで、婦人科という空間の異常性について様々な角度から考察してきましたが、ここへ来て、あえて「空間の前提」そのものを疑ってみたいと思います。日本の婦人科に必ず存在し、私たちが「あって当然のもの」と思い...
海外・比較文化論

【No.019】海を越えた内診室(前編)――欧米に「パステルカラーの椅子」と「カーテン」がない理由

こんにちは、御簾納です。このブログではこれまで、日本の婦人科における「電動内診台」や「カーテン」がもたらす権力構造について考察してきました。しかし、そもそもこれらの設備は、世界共通の「医療のスタンダード」なのでしょうか。今回は少し視点を広げ...
空間と装置

【No.013】シュレディンガーの密室(後編)――私たちは「覗き見の誘惑」を断ち切れるか

こんにちは、御簾納です。女性インフルエンサーのカーテン事件についての考察、最終回です。医師はなぜ、診察中にわざわざカーテンを開けたのか。「直接顔を見て対話するため」や「痛がっていないか表情を見るため」といった純粋な医療目的の建前はいくらでも...
空間と装置

【No.012】シュレディンガーの密室(中編)――同情の声と、「自意識過剰」という二次加害

こんにちは、御簾納です。前回の続きです。内診中に医師に突然カーテンを開けられ、顔と下半身を見下ろされたという女性インフルエンサーの告発について考えています。彼女がYouTubeでこの恐怖と不快感を打ち明けた際、ネット上では多くの反響が巻き起...
空間と装置

【No.011】シュレディンガーの密室(前編)――突然開かれたカーテンが破壊したもの

こんにちは、御簾納です。今回から3回にわたり、数年前にネット界隈で大きな議論を呼んだ「ある女性インフルエンサーの告発」について、空間社会学と権力構造の視点から深く掘り下げてみたいと思います。その事件は、彼女が婦人科で内診を受けている最中に起...